2016年10月25日火曜日

【株式会社ネットコア】一日のスタート活力朝礼


こんにちは。
ウーマンズワークスタイル編集室です♪

今回は平成24年に宇都宮市のきらり大賞(男女共同参画推進事業者表彰)を受賞した
株式会社ネットコアにインタビューをさせていただきました!


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インタビュー:
~株式会社ネットコア
  大澤 章利 代表取締役~


1996年に株式会社ネットコアを設立。
主にICTソリューションサービスに特化し事業展開。
また、宇都宮地域情報サイト「まいぷれ宇都宮」を運営し
地域活性化に貢献。
(社員数[本社]29名 女性管理職4名 ※2016年10月現在)
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Q1:「活力朝礼」とは何ですか?


A1:「職場の教養」を活用し、朝8:45~9:00の15分間、本社社員全員で
朝礼を実施しています。
仕事に入る前に全員が集まり朝礼を行うことで、OnとOffの切り替えになります。
また、経営理念の浸透や大きな声で話すなどの基本動作の練習、マナー3原則など
社員教育の場となっています。



Q2:「職場の教養」とは?


A2:一般社団法人倫理研究所が毎月発行している、朝礼用の冊子です。
社会人としての行動指針や職場の人間関係、仕事のコツ、失敗への対処法、
心の持ち方、時事の話題など幅広い内容を「一日一話」の読み物として掲載されており、
全国185万部発行されています。
栃木県内では約2千社の企業で活用されていますよ。
Q3:活力朝礼を始めてから何か変化はありましたか?


A3:活力朝礼を取り入れてから15年ほどになります。
一日のスタートから社員の意思統一ができ、会社の空気がビシッと引き締まり、
雰囲気が変わりました。
またコンテストに参加することにより、もっと良くしていこうと社員の自律性が生まれ、
その結果、コンテストで優勝することができました。
製造業やサービス業の企業内でも、朝礼を通しての意識付けにより、製造ミス軽減や
接客の質が向上したなど良い事例が多く聞かれています。




Q4:女性社員中心の「まいぷれ編集室」について教えてください。


A4:「まいぷれ」はフランチャイズ展開をしており、宇都宮市はネットコアが担当しています。
「市民のための情報サイト」「地域貢献」を目的に運営をしており、
暮らしに関わる幅広い情報を網羅し掲載をしています。
編集室長を始め、運営スタッフは全員女性、掲載店の募集、取材、掲載を
全て担当しています。(防災情報も配信しています)


まいぷれの利用層は20~40代が6割を占めています。その中でも女性の利用者が多いため
女性目線での取材や掲載など、女性の強みを活かすことができる環境だと思います。
現在のまいぷれ編集室 渡邊室長は現在入社4年目で、パート入社後、
正社員に登用しました。
生まれも育ちも宇都宮なので、地元との繋がりが広がる仕事にやりがいを感じ、
ポジティブに仕事に取り組んでいます。


Q5:働く女性へ一言お願いします!


A5:女性を男性をという意識はなく、採用をする際も差別はしていません。
優秀であれば性別は関係なく、入社してほしいと考えています。
女性だから、男性だからという先入観に負けることなく、
女性にも頑張ってほしいと思っています。


その反面、「区別」は必要だと考えています。
現在、女性らしさ、男性らしさなど「らしさ」が希薄になってきているように感じます。
個性を否定するのではなく、いい意味でその個性を伸ばしていくことが大切だと考えています。
その「らしさ」を活かし、協同していくという職場の雰囲気作りが大切であると思います。


古い考えかもしれませんが、お子さんが具合の悪いときは、
どうしてもお母さんの力が必要な時もあるかと思います。
その時、みんなで認めて助けられるような環境づくりをすることが
何よりも大切ではないでしょうか。
給料や昇格などでの差別はいけないと思いますが、
女性は女性として男性は男性として、区別してあげることはとても大切なことだと思います。
【ネットコアの皆様♪ オフィスの前で♪】

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女性・男性と差別することなく、フラットな目線の代表だからこそ
雰囲気のよい空気や環境が生まれるのだと感じました。
また、ネットコアでは社長塾という食事会が定期的に開催されており
代表と社員の意見交換がとても自然なかたちで行われていると感じました。
株式会社ネットコアの皆さま、取材のご協力ありがとうございました!

株式会社ネットコア
http://www.netcore.co.jp/
まいぷれ宇都宮
http://utsunomiya.mypl.net/


今後も県内の女性活躍の取り組みを配信していきたいと思います!
ご期待ください♪



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2016年10月3日月曜日

【医療法人 北斗会 宇都宮東病院】~院内WLB(ワーク・ライフ・バランス)推進委員会の取り組み~



こんにちは。
ウーマンズワークスタイル編集室です♪

9月14日に「とちぎ女性活躍応援団」が設立されたことはご存知ですか?
私たちもオール栃木の一員として女性活躍を応援していきたいと思います!

詳細はこちらからご確認ください↓↓
女性活躍応援専用サイト「TOCHIGI WOMAN NAVI」
http://www.tochigi-woman-navi.jp/index.html



今回は、とちぎ女性活躍応援団の団員でもある「医療法人 北斗会 宇都宮東病院」にインタビューをさせていただきました!
院内のWLB(ワーク・ライフ・バランス)推進委員会のメンバーや取組み内容をご紹介いたします♪

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インタビュー:
~医療法人 北斗会 宇都宮東病院
 看護部 部長 松本清美さん~

2014年にWLB推進委員会の立ち上げを行い、現在委員会設立3年目を迎える。
職員の働きやすい職場づくりについて課題の洗い出しから計画、実践までを担う
当院WLB推進委員会の責任者。委員会メンバーは現在9名。
(法人職員数584名※うち女性職員数484名 ※2016年9月23日現在)

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〚左:松本看護部長 右:人事課生沼さん〛


Q1:WLB委員会メンバーについて教えてください。

A1:
委員会メンバーは現在9名(看護部8名+人事1名)
各所属部門の課長クラス以上の役職者で構成されています。
立ち上げから軌道にのせるため、メンバーは役職者が担当し、
月1度WLB推進に関してのミーティングを行っています。



Q2:具体的な取り組みを教えてください。

A2:
①院内保育園の整備について
平成4年(1992年)よりシルバーホームの一角から院内保育をスタートいたしました。
今年4月より「このみ保育園」として宇都宮市の認可保育園になっています。
当園は0~2歳児を対象としており、多様な勤務時間の職員に合わせ
早朝~夜遅くの対応や、月1回日曜日の開園などを取り入れています。
また保育園には病児保育室も併設しており、具合の悪い子どもたちにも
対応できる体制を整えています。
「子どもの体調が悪い」=「会社を早退」ではなく、仕事が抜けられないママたちを応援するため、一歩先をいく体制を整えることにより、お子さんを持つ女性も安心して働くことができると考えています。

②多様な勤務体制の受入れについて
通常1日7.5時間勤務ですが、個人のライフスタイルに合わせた勤務時間に対応しています。
例えば、「お子様のお迎えがあり午前中しか働けない」という職員に対しては、朝9時~13時までの4時間勤務など、個人の生活に支障がない範囲で出勤できる体制を整えています。

③リフレッシュ休暇・介護休暇について
24時間体制の職場だからこそ、連続休暇が取りづらい雰囲気がありました。
こちらを改善するため、各部署ごとに事前に休暇を取りたい希望月や日数を申請できる体制を整えています。
リフレッシュ休暇を導入してからは休暇を取りやすい雰囲気が生まれ、年次有給休暇の計画的取得にもつながっています。
また介護休暇に関しても、ご家族の介護で悩んでいる職員に対しては介護休暇の取得を提案し、休暇を取りたい職員が利用しやすい環境を整えています。

また、宇都宮東病院、健診センター、糖尿病センター、シルバーホームの事業所ごとに
職場の課題点が異なっており、各職場ごとに課題抽出、実践を行っています。


Q3:今後の課題は何ですか?
 
A3:
まずは「職員教育」のOJT体制を強化し、時間外の研修を減らすことです。
独自の職員アンケート調査を実施した結果、時間外の研修が負担になっているという声が上がりました。
以前まで、時間内に教育・研修をすることが難しく、時間外に研修を実施しておりましたが、今年度はアンケート調査の結果に基づき、OJT体制を強化し、教育や研修を分散型にする取り組みを院内教育に盛り込みました。

また、時間外残業が少ない一方で、始業前に早く出勤し仕事を行っている職員が多いことが目立ちました。
始業時間30分以上前に出勤し業務を行っている職員に対しては、就業時間内で業務を行うよう、役職者より直接注意喚起を行っています。
真面目な職員たちに甘え、勤務時間外の業務負担を掛けてしまう体制は改善すべきと考えています。職員には時間内で業務を行う意識付けと、役職者が言うのだから「そうしてもいいんだな」という雰囲気作りを引き続き行っていきたい思っています。



Q4:WLB推進委員会をスタートしてから何か良い変化はありましたか?
 
A4:
現在取り組み開始から3年目を迎えました。
嬉しい変化としては、入社後すぐに退職をしてしまう早期離職者が減ったことです。
教育体制の整備や、職場の雰囲気が良くなってきた影響かと思っています。色々な時間帯で勤務をしているパートさんたちに対しても、帰りやすい雰囲気作りをしておりますが、今後も継続の課題とします。



Q5:今後の目標を教えてください。
 
A5:
近年「女性活躍推進」という声を多く耳にしますが、「女性」だから「男性」だからではなく、個々が自ら考え行動できる「自律」した職員であることが理想だと思います。
今後も、自律した職員を育て、支えられる職場環境にしていきたいと思っています。
また、看護部は8割以上が女性の職場ですので、男性にとって働きやすい職場であるかということも考えなければならないと思っています。
女性だけでなく、男性職員にとっても働きやすい職場であれば、その良い雰囲気は連鎖し、誰にとっても働きやすい職場になると考えています。
「女性が」「男性が」というわけではなく、職員同士が「お互い様だよね」という気持ちを持ち、長く働き続けられる職場でありたいと思います。

〚WLB推進委員会メンバー〛


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職員が活躍できる職場とは何か…という課題について真摯に向き合い、
今年よりも来年、来年よりも再来年と一つ一つ課題改善のために取り組まれていると感じました。
医療法人北斗会の皆さま、取材のご協力いただきありがとうございました!


医療法人 北斗会
http://www.hokutokai.or.jp/

ワーク・ライフ・バランス 取り組みについて
http://www.hokutokai.or.jp/recruit/wlb.html



今後も県内の女性活躍の取り組みを配信していきたいと思います!ご期待ください♪


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